「外見への執着から離れられない」
また、兒玉は同月、Xで「ずっと外見への執着から離れられない」「沢山悩んで傷ついた。痛かった。苦しかった」とアイドル時代の苦悩を告白しつつ、「人と比べることを止めてから自分を愛せるようになった。美容を楽しめるようになった」「自信は美しい。ただ、美しさは外見だけでは語れない」と現在のポジティブな考え方についてつづっていた。前出の編集者が言う。
「兒玉さんはHKT48時代、周囲のメンバーと容姿を比べては常に劣等感を抱いており、躁うつ病になってからも周囲に迷惑をかけたくない一心で笑顔で振る舞っていたといいます。しかし、約1年半の療養中、大好きなピラティスなどに打ち込んだことで心が上向きになり、芸能界に戻ることができたそうです。現在の彼女は、自身の体験をメディアなどで語ることで苦しんでいる人たちの助けになりたいと考えているようで、そういった方面での活躍にも期待が高まります」
芸能界で新たな立ち位置が見えつつある兒玉だが、芸能ジャーナリストの平田昇二氏は次のように語る。
「兒玉さんは14歳でHKT48の1期生オーディションに合格し、4枚目のシングル『控えめI love you!』から4作連続でシングル表題曲のセンターを務めました。姉妹グループのAKB48と兼任したり、16年に開催された『AKB48 45thシングル選抜総選挙』では9位にランクインし、選抜メンバー入りを果たしたりと存在感を放ちました。他方、グループの顔として大役を担ったり、宮脇咲良さんら他のメンバーの台頭、すでにAKB48の人気メンバーだった指原莉乃さんの加入などもあり、プレッシャーやストレスを抱えることもあったのでしょう。最近はYouTubeで美容整形を告白して物議を醸す一方、女優、タレントとしても活躍を見せており、その元気そうな姿を喜ぶファンも多いのではないでしょうか」
俳優としてステップアップを果たす一方で、美容方面でも注目されている兒玉。この勢いで再ブレークする可能性は十分にありそうだ。
(小林保子)