俳優の橋本環奈(25)が主演を務めるNHK朝の連続テレビ小説「おむすび」が9月30日からスタートした。
今作は、橋本演じる平成元年生まれの米田結が、ギャル魂を抱きながら栄養士として成長していく姿を描く“平成青春グラフィティー”だ。
放送開始前から橋本の“ギャル姿”のビジュアルが公開され注目を集めたが、初回は世帯平均視聴率16.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、前作「虎に翼」を上回る好スタートを切った。
芸能ジャーナリストの平田昇二氏はこう語る。
「初回から橋本さん扮する制服姿の結が海に飛び込む、朝ドラ恒例となっているヒロインの“水落ち”がさく裂して話題になっていました。橋本さんといえばドラマや映画はもちろん、多数のCMにも出演する当代きっての好感度女優です。一昨年、昨年と2年連続で担当した『NHK紅白歌合戦』の司会ぶりも好評でしたし、NHKサイドも今作にかなりの期待をしているのではないでしょうか」
今作はギャルがヒロインという朝ドラとしては異例の作品となっているが、業界内では、別の“見どころ”も話題となっている。放送作家はこう明かす。
「10月2日放送回では元『HKT48』の兒玉遥さんが警察官役でわずか1秒ほど登場してSNSで話題になりましたが、じつは兒玉さん以外にも数多くの元アイドルが出演しているんです」
橋本演じる結が地元の糸島東高に入学した登校初日の帰り道に勧誘されるギャルサークル「ハギャレン(博多ギャル連合)」のメンバー・柚木理沙役の田村芽実はハロー!プロジェクトの「アンジュルム」の元メンバー。同じく「ハギャレン」のメンバーである佐藤珠子役の谷藤海咲もアイドルグループ「KissBee」の元メンバーだ。