竜星涼(写真:アフロ)
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 5日からスタートするドラマ「潜入兄妹」(午後10時~)は、俳優の竜星涼が主演を務める。殺された父の仇を討つべく、妹と共に特殊詐欺組織へ潜入し、巨悪と対峙していく役どころだ。話題作への出演も続き、最近では、出演したクイズ番組でのお茶目な一面も話題となっている。そんな竜星涼について、特に読まれた記事を振り返る(この記事は「AERA dot.」に2024年6月30日に掲載されたものの再配信です。本文中の年齢、肩書等は当時のもの)。

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 アクの強いお笑い芸人が多く出演し、俳優たちのクセのある演技も魅力のNHK大河ドラマ光る君へ」。そんな中、正統派イケメン俳優のはずの竜星涼(31)演じる藤原隆家のドクズっぷりがすごいと話題になっている。
 

 満面の笑みで花山院(本郷奏多)に弓を引き、一家の没落を招いた元凶でありながら、爽やかな笑顔で左遷を受け入れ都を去った隆家。6月16日放送からは、これまでトラブルなどなかったような笑顔でさっそうと再登場し、叔父であり時の権力者・藤原道長(演・柄本佑)に取り入っていくのだが、演技がうまいだけに、その姿が実に憎らしいのだ。

「竜星涼と言えば朝ドラ『ちむどんどん』での、主人公の破天荒すぎる兄役が思い浮かぶという方も多いでしょう。ドラマ自体はなにかと酷評され、竜星演じる“ニーニー”という役柄も『イライラする』『見ててウザい』などとバッシングの嵐にさらされました。『国民の嫌われ者』と評したメディアもあったほどです。あれから2年。今回は“ニーニー”以上に空気が読めないトラブルメーカーを演じることになったのですが、SNS上では『この役、(竜星涼に向けた)当て書きにしか見えない』『竜星涼と本郷奏多の顔芸対決、見応えがエグいw』と視聴者に大きなインパクトを与えています。ネットでは“平安ニーニー”という新たなニックネームまで出現しており、彼の演技にやみつきになっている人もいるようです」(テレビ情報誌の編集者)

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雛里美和

雛里美和

ライター。新宿・十二社生まれの氷河期世代。語学系出版社から邦ロックシーンを牽引するライブエージェント(イベンター)を経て、独立。教育からエンタメまで幅広い分野で活動する。

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