ひろ「モソ族タイプの結婚だと、男性の収入は関係ない。核家族もバブル時代から始まったわけで、長いわけじゃないし、日本は大家族の方が歴史が長い」

ゆか「現状のシステムを維持する前提で、不平等や不公平を語るから詰んでしまうし、男女の分断という流れになりがちだけど、そうやって考えるとまだ道はあるね」

ひろ「実質的な一夫多妻制を日本でやってる人もいるしね」

ゆか「それこそ現行の婚姻制度にとらわれないなら、一夫多妻も一妻多夫も成り立つね。嫡出子でも非嫡出子でも、認知していれば子どもへの遺産は残せる。

 事実婚を選ぶ人も既にいるし、日本ではまだ認められていないけれど、同性婚で養子を育てるという選択肢も出てくる。フランスでは、事実婚も同性婚も既にあるけど」

ひろ「日本の事実婚だと(配偶者への)遺産相続の遺留分がないとか、家族じゃないから面会出来ないとかがあるから、フランスのPACs(異性・同性間でのパートナーシップ制度)ほど都合良くないけどね。

 結局、令和の核家族結婚とか、社会システムが悪いんだから、自分は悪くないって考えたほうが人生楽になるし、与えられた環境が合わないなら環境を替えちゃえばいいとか、気楽に立ち向かえると思うんだよね」

ゆか「自分が悪くないって考えられるのも、環境変えようって思えるのも、元気あってこそだよね。前回の質問者さんは、ワンオペの夜泣き対応で苦しんでいたわけだけど、突然変わるわけではない今のシステムで、まずは楽になる手段を活用して、少しでも追い詰められる状況を減らして欲しいな」

ひろ「日本は社会福祉がきちんとしてるから、とりあえず頼っちゃうってのを心の片隅に入れといたほうがいいような」

ゆか「自分が全部背負わなきゃ、って思うとしんどいもんね」

ひろ「余裕が出来たら納税して返せばいいので」
 

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