低迷の理由は「敵」がいなくなったから?
「AKB48時代からモデルとして活躍していたこともあり、卒業後はファッション系を主戦場にする予定でした。しかし関わっていたブランドが突然全店閉鎖。本人は経営には関与していなかったものの、タレントとしてのブランド力のなさを露呈する形となりました。自身のアパレルブランドの運営会社の株式売却で大きな利益を上げた小嶋陽菜、着実に女優としてキャリアを重ねる大島優子や前田敦子、野球選手と結婚して親子向けアパレルブランドを切り盛りする板野友美らと比べると失速は否めません」(同)
篠田にとっては頼みの綱だった結婚・出産というイベントも仕事のステップアップに絡めることができず、いまいち煮え切らない状況が続いていた。
「そんな中、トドメとなりかねなかった不倫疑惑、泥沼離婚からの、ドラマ『離婚しない男』出演オファーはまさに“クモの糸”でした。しかも、脚本の鈴木おさむ氏はこれまで数多くの女優を怪演女優として再ブレークに導き、“再生請負人”とまで呼ばれた人物です。ドラマ自体は篠田のNGなしの体当たり演技で大いに話題となりました。ただ、篠田本人が女優として価値を上げたか……というと微妙なところですね」(民放ドラマ制作スタッフ)
AKB48時代に比べていまいち活躍できていない理由について、「グループを離れたことで敵がいなくなったからでは?」分析するのは前出の週刊誌記者だ。
「AKB48時代の篠田さんを象徴するエピソードといえば2012年の選抜総選挙でしょう。すごい目力で圧をかけながら『私をつぶすつもりできてください』と後輩をあおったシーンは記憶に残っている人も多いと思います。AKB48のようにたくさんの女の子が人気を競い合う中で、自分がトップに立つことで達成感や満足感を得るタイプなのでしょう。卒業後も秋元才加が結婚発表した際に『4月1日じゃないよね?』と失礼とも取れる祝福コメントをしたり、柏木由紀の鼻の形をやゆするように『にんにくちゃん』とSNSで呼びかけたりしたところをみると、他人にマウンティングする癖がありそうです。また、AKB48からセクシー女優に転身したやまぐちりこ(中西里菜)の結婚時のコメントにも『まわり道たくさんしたのかな』と余計なひと言を入れていました」