「心穏やかに過ごすことが難しく、思い悩むことがあります」
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58歳の誕生日を迎えられた秋篠宮妃紀子さまは、誕生日に寄せた文書の中で秋篠宮家に対するネット上の批判について率直な思いを明かされた。
批判の中心は、長男・悠仁さまの進学問題だ。
宮内庁の西村泰彦長官は9月11日の記者会見で、悠仁さまの進学先を巡り一部メディアで「根拠のない情報」が流れているとし、「私も心を痛めている」と述べた。
「悠仁さまの進学先を巡っては、高校進学の時も複数の週刊誌が毎週のように具体的な高校名を挙げて報道していました。大学進学となると、週刊誌だけでなくネットでも臆測を含めた情報が発信され、バッシングともとれる批判が続いている状況です」(皇室記者)
悠仁さまは、幼稚園、小中学校はお茶の水女子大付属、高校は筑波大付属と皇室の既定路線の学習院には一度も行かずに進んでこられた。特に、筑波大付属高校への入学が一般入試ではなく、筑波大とお茶大の両付属校の間で結ばれた提携校進学制度によるものだったため、悠仁さまのために作られた制度ではないかと大きく報じられた。
「高校進学の際の違和感が今も続いているということです。しかも大学進学、それも東京大学や筑波大学といった具体的な学校名が出ていて、一般入試ではない受験となれば、批判が大きくなるのも致し方ない部分もあります」(同)
文書の中で紀子さまは、悠仁さまの高校卒業後の進路について「学年が上がる中で、自らの将来について考えを巡らせてきた」「学ぶ場所は、長男自身がしっかり考え、決めたことを尊重したい」とし、「進路を自ら決めていく過程で迷い、悩むこともあるかと思います。必要なときに、これまで培ってきた力を発揮できるように、エールを送りたいと思います」と母としての思いをつづられた。
「皇族としてのお出ましや公務、悠仁さまの進路問題、さらにこの数年、長女の小室眞子さんや次女の佳子さまとの関係性など、紀子さまの抱えられている悩みは多岐にわたっています。ご心痛で体調不良が続いているのは容易に想像できます。現在の体調については、仕事のペースを見直しながら、ゆっくりと体を休めるようにされていて、徐々に回復していますが、まだ万全とはいえないようです」(宮内庁関係者)