顔の筋肉もカラダの筋肉同様に、ふだんからしっかり動かさないと年齢とともに徐々に衰えていきます。たとえば食事の際に左右どちらかで偏って噛んだりすると、骨格筋の左右差が著しくなったり、ふだんから無表情でいたりすると表情筋の衰えが加速します。顔の筋力が低下すれば顔の皮膚や脂肪を支える力も弱くなり、顔の下半分がどんどん長くなってしまう原因のひとつとなるというわけです。

 動かさないと衰えるわけですから、逆をいえば、動かすと若返るということになります。たとえば、衰えた唇のまわりの筋肉を鍛えることで、鼻の下の長さを短くすることができるし、たるんだ頬やあごまわりの筋肉が引き締まると顔の下半分が短くなるのです。

(構成 生活・文化編集部 森 香織)

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