レスラー体形に肉体改造
唐田は映画で相手役を務めた東出と親密な仲になり、「週刊文春」のスクープで3年にわたる不倫関係が発覚。すさまじい逆風が吹き荒れ、芸能活動の自粛を余儀なくされた。
「騒動後、仕事が激減した唐田は所属事務所に通って事務的な手伝いをしながら過ごしたとインタビューで語っています。自分の弱い部分を見つめ直して向き合い、『お芝居を通してみなさんに恩返ししたい』とも告白していました。あれだけの大騒動の後の復帰となると、活動再開も簡単ではありません。22年に約3年ぶりの主演映画が公開されましたが、『名前すら見たくない』『反省してるなら引退しろ』と厳しい声が多く集まったのも事実。東出の元妻・杏が好感度女優だっただけに、その幸せを壊した唐田への逆風は激しかったのです」(同)
一方で業界からの評価は高い。復帰作となった映画「の方へ、流れる」の主演はオーディションで勝ち取った作品だが、中堅・新人の監督からの引き合いも多く、大作映画ではないものの、主要な役での出演が続いている。プライベートを別とすれば、独特の存在感や演技を評価されているようだ。
「復帰後は『死体の人』でデリヘル嬢を演じたり、『無情の世界』で魔性の女役に抜擢されるなど、新たな役柄にも挑戦しています。『極悪女王』では、体重を10kg増量したと公表していましたが、俳優とは思えないレスラー体形に肉体改造をし、壮絶なトレーニングをこなして本物さながらのプロレスを披露しています。これまでの唐田さんの出演作とはガラッと印象が変わるもので、視聴者には、あまりのギャップに不倫騒動のことが吹き飛ぶくらいのインパクトがあるはず。間違いなく、彼女にとって再出発となる作品になるでしょう」(前出の映画ライター)
不倫騒動から4年がたち、当事者たちをめぐる変化があった。
「東出は騒動後、山奥に移住して複数の女性との共同生活していることが報じられたり、ABEMAのひろゆきさんとの旅番組で意外な姿を見せたりしたことで、“何をやっても面白がられるゾーン”に入りました。そんな中での再婚発表でしたが、東出さんが公表した写真を見ると、妻となった女性は第一子の出産を控えて幸せいっぱいそうな表情をしています。杏もパリ五輪で現地リポートを担当するなど、日仏の二拠点生活が板について仕事の幅を広げ、“サレ妻”の印象も薄れています。騒動から4年がたち、唐田さんを含め東出に絡んだ女性たちはそれぞれ幸せの形を見つけているのではないでしょうか」(前出の女性週刊誌記者)