投手では戸郷翔征、山﨑伊織、野手では岡本和真、吉川尚輝など投打の柱は生え抜きで固まっている。また2023年ドラフト1位の浅野翔吾、萩尾匡也、中山礼都など期待を持てる若手も他球団に比べて少なくない。加えて、外国人選手も今季途中に加入したエリエ・ヘルナンデス（怪我で離脱中）、ココ・モンテスが大きな戦力となっている。

「生え抜きの選手が活躍すれば活気も出るしファンの支持も大きくなる。新しい巨人軍の伝統が生まれつつある感じがする。今季の最終的な結果次第となるとは思うが、FA選手に頼る必要性は感じない」（巨人OB）

　FA補強なしでも強いチームを作り上げることこそが、球団の伝統を作り上げる礎になる。良い方向へ向かって進みつつある中、巨人にとってFA選手の獲得は“補強戦略”の中で占める重要度は下がっているのは間違いなさそうだ。

暮らしとモノ班 for promotion
疲労回復グッズの選び方は？実際に使ったマッサージ機のおすすめはコレ！