35歳ごろの吉瀬美智子(2010年2月)

泥酔姿も色っぽい

 芸能評論家の三杉武氏は吉瀬についてこう述べる。

「吉瀬さんはもともと、人気ファッション誌の専属モデル出身で30代に入ってから俳優デビューしたので遅咲きと言えます。しかし、ドラマ『LIAR GAME』のエリー役や『ブラッディ・マンデイ』の折原マヤ役などで存在感を放ち、『ハガネの女』で連ドラ単独初主演。35歳にして『エランドール賞』の新人賞を受賞しました。その後も『昼顔』をはじめ、数々のドラマや映画、CMなどで活躍しています。クールビューティーなのでセレブなイメージもありましたが、先日の『酒のツマミになる話』での泥酔姿は色っぽさを放つと同時に、気取りのなさも感じられて、かえって親近感を覚えた視聴者が多かったのではないでしょうか。離婚後はシングルマザーとして仕事や育児にポジティブに取り組んでいる姿も好感度の高さにつながっていると思います」

 “キャラ変”で新たな吉瀬美智子が見られるとなれば、さらにファンが増えそうだ。

(丸山ひろし)

著者プロフィールを見る
丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

丸山ひろしの記事一覧はこちら
暮らしとモノ班 for promotion
新型スマホ「Google Pixel 9」はiPhoneからの乗り換えもあり?実機を使って検証