55歳とは思えない「イケオジ」の内野聖陽

「大人の視聴者」向けドラマにぴったり

　芸能評論家の三杉武氏は内野についてこう述べる。

「内野さんは、デビュー当時から演技力には定評があった一方、若い頃はビジュアルの良さばかりが注目されがちでした。しかし、そんなイメージを覆すかのように多彩な役を演じつつ、キャリアを積み重ねていく中で、俳優としての実力が世間的にも浸透していった印象です。若者のテレビ離れが叫ばれる中、近年は大人の視聴者に向けたドラマが増えており、俳優として確固たる実力を持ち、役作りにも努力を惜しまない内野さんの存在は今後ますます重宝されそうです」

　視聴者の度肝を抜くような演技の振り幅がある内野。今後も、思いもよらぬ役を演じてくれそうで楽しみだ。

（丸山ひろし）

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丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

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