宮脇咲良(写真:Mydaily/アフロ)
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 公式インスタグラムのフォロワー数で“日本人3位”を誇るLE SSERAFIM(ルセラフィム)のSAKURAこと宮脇咲良(26)。今や世界中にファンを持つアイドルとなったが、7月に公開されたYouTube動画がファンの間で物議を醸した。

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 7月29日、韓国の大手事務所「HYBE」の公式YouTubeチャンネルでLE SSERAFIMの舞台裏やメンバーのインタビューを含むドキュメンタリー動画が公開された。そのなかで、宮脇がボイストレーニングを受けるシーンが映し出されたが、トレーナーは「どうしてそんなに自信がないの?」と問いかける。すると宮脇はスイッチが入ったかのように泣き出し、「人前で声を出すのがすごく怖いです。ただただ歌うことを好きになりたいです」と弱音を吐いた。

 さらに、宮脇がカメラに向かって本音を語る場面では、「アイドルが私にとって本当に一番うまくやれる職業だろうか、と考えたりします」「ミスをした時や何か自分の限界を感じる時に、『私があえてアイドルをしなくても(いい)。もっと上手にできる人がすればいいのに』と思う時があります」とも語った。

 別の場面では、「才能がないからって諦めたり疑うことは違うかもしれない」と前向きに語りつつ、「こんなにも大変で泣きながらしているものが、一体何のために、これほどまでに自分を……どうして私がやりたいと思ったのか」と苦悩を明かすなど、揺れ動く感情がうかがえた。

 この様子に、SNSなどでは「サクラが悩んでる姿を見て、私はファンとしてもっと応援して支えていきたいと思った」「サクラよりも歌やダンスがうまいアイドルはいるけど、彼女ほどかわいくて努力家で面白いアイドルを知らない。韓国でなんて言われていても、ずっと好きだって伝えたい」といった声が上がった。

 一方、このドキュメンタリーの内容については賛否両論あり、「お涙頂戴が過ぎてて見たくなかった。運営は同情を買いたいんだろうけど、メンバーの涙を見せ物にするのは違う」「事務所は『コーチェラ』の炎上を逆手に取りたいんだろうけど、この動画は失敗してるし、メンバーが気の毒」とネガティブな意見も少なくなかった。

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世間の同情を誘っているようにも…