「二枚舌」と揶揄する声も

 「ウェイボー」では中国代表選手を応援し、好感を得ている福原。日本代表選手について公の場で語る機会がないように見えるが、実は“意外な場所”で解説していた。

 というのも、福原は7月、都内などにある美容整形・美容皮膚科の公式TikTokに登場し、日本代表の張本智和選手について「張本選手が中国人選手以外には、ほぼ敵なし」「今は優勝が続いている状況なので、オリンピックで『打倒中国』っていうところですかね」とコメント。

 一方、女子の早田ひな選手についても「メダルを獲ってほしいなって思いがすごく強いです」「(メダルの可能性は)もちろんあります。でも中国人選手がとても強いですし、中国選手、オリンピックに向けて今もずーっと合宿を続けている状況なので、なかなか高い壁だと思うんですけども、チャンスがないわけではないので」と語り、最後は声高らかに「頑張れニッポン!」とカメラ目線をキメているのだ。

 実際、早田選手は8月3日の卓球女子シングルスで銅メダルを獲得しており、福原の「チャンスがないわけではない」という見立ては当たっていたともいえる。前出の編集者が語る。

「福原さんといえば、昨年、中国のインスタグラムといわれる『小紅書』で『私の半分は中国人』と語り、同国のファンを喜ばせたことが話題となりました。その言葉どおり、日本向けと中国向けでコメントやキャラクターを使い分けている戦略的な部分が垣間見え、ネット上では『二枚舌』と揶揄する声もあります」

 使い分けといえば、福原は日本のメディアでは真面目な表情でコメントしているイメージが強いが、中国向けにはコミカルでお茶目な人柄を全面に押し出している印象だ。

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