それは、不運や苦労は自分しだいで「笑い」に変えることができること。

 たくさんの芸人さんを間近で見てきた。

 売れている芸人さんでもみんないろんな経験をしていた。

 初めて出たテレビの役がうつむいて死んでいる死体の役だった明石家さんまさん。

 売れていない時に横山やすしさんにボロクソに言われて涙ぐんだダウンタウン。

「女性だから」といっぱい嫌がらせをされた今いくよ・くるよさん。

 本当は、みんなつらいことや悲しいことがいっぱいあったはずなのに、ごきげんだった。

 不幸を「笑い」にしていた。

 わたしは、不幸は自分しだいで「笑い」に変えることができることを教えられた。

 だから、わたしは人生において「笑い」って大切だと感じている。

「笑い」は、希望だと思っている。

 人が笑顔でいてくれたら、安心や愛情を感じる人は多い。

 つらいとき、苦しいときでも、笑顔でいることが苦境を脱するきっかけになったりもする。

 だから、意識して、努力して笑顔でいること、ごきげんな自分をつくることが大事。

 自分で自分の機嫌を取る力、言い換えると「ごきげん力」が大切なのだ。

 わたしは、医者でもカウンセラーでもない。

 けれども最初に入った吉本興業で、このことを教えてもらったことは、今も大きな財産。

 今まで1年以上、どうもありがとうございました!

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