百田:(笑)。ファッションの伝え方っていうか、アウトプットの仕方がかっこいいなって思います。
ゆりやん:でも自分的には、好きなものとか、「こうなりたい」みたいなものが全然形にできなかった時期もあって。
百田:そうなんですか。
ゆりやん:できるようになったのはここ最近なんです。信頼してるメイクさんやスタイリストさんに自分が好きなものを話したら、それをちゃんと形にしてくださって。
百田:今まではなんでできなかったんですか?
ゆりやん:頭の中のイメージをうまく伝えることができなかったんですよね。これは好き、これは違う、みたいなのはあるんですけど、それを言葉にしてうまく伝えられなかった。
百田:あんまり自分の思いを人に話すのは得意ではない?
ゆりやん:はい、得意じゃなかったんですけど、最近ちょっとずつオープンにできるようになってきました。
百田:何かきっかけがあったんですか?
ゆりやん:なんでしょうね。だいぶ慣れてきたというか。
百田:うんうん。
ゆりやん:運動するようになって自分と向き合う時間ができたり、素晴らしい方たちとの出会いもあって。自分をちょっとずつ出していくとか、その時の感覚に正直でいられるようになってきた気がします。百田さんは自分を出すのは得意ですか?
百田:私も得意な方ではないかなって思うところがあります。
ゆりやん:そうなんですか。でも、いつも素敵ですよね。
百田:本当ですか(笑)。なんか私もこう、自分が思ってることをうまく伝えたり、自分が好きなものに「好き!」って思いっきり飛び込んでいくことに対して、少し臆病になってしまうところがあるなぁって。でも、「私はこう思った」とか、「私はこれが好き」っていうのを、少しずつ意識できるようになってきたかなって思います。
ゆりやん:人前に出る仕事をしていると、人の目って絶対気になるし、気にしないといけないって思っちゃうじゃないですか。だから、「これを言っても大丈夫かな?」ってつい難しく考えすぎちゃうんですよね。