「なんだかんだ言っても、確かな演技力を持っています。例えば、18年に放送されたスペシャルドラマ『指定弁護士』では主演の北川景子と夫婦役を演じ、北川はインタビューでえなりを絶賛していました。北川は小さいころから『渡る世間は鬼ばかり』を見ていて、『演技に入ると、まさに“大ベテラン”という感じでした』と称賛。役のことをすごく考えてきている上に、いざ家の中に入ってみると『こういうふうにも動いてみようかな』という柔軟さも持ち合わせていて、プロだなと思ったそうです。また、夫婦のシーンはほとんどえなりが引っ張ったとも明かしていました」(テレビ情報誌の編集者)

 子どものころからドラマで活躍してきただけあって、俳優としての力量は確かだろう。また、朝ドラではピアノ・アコーディオン奏者を演じるが、実はえなり自身もピアノが得意なのだ。

 17年には、アカデミー賞最多6部門受賞作の映画「ラ・ラ・ランド」のライアン・ゴズリングによるピアノ演奏シーンをX(旧ツイッター)で完全再現して話題になったこともある。同映画の公式X(旧ツイッター)で公開された映像だが、えなりは帽子を被り劇中歌を滑らかに弾いていた。同映画の公式X(旧ツイッター)によると、えなりは腱鞘炎になりそうなほど猛特訓を重ねたという。

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上田晋也に「俺の全て」と言わせる人柄