「新宿で30枚以上確認した」
「私が見つけた中だけでも、新宿駅付近で30枚以上公共物などに貼られた『R』のシールを確認しました」
尾島氏もシールが貼られる現場を見たという。AERA dot.の取材にこう説明した。
「演説の準備の段階で『R』」の掲示物を持った人たちが現われ、罵詈雑言を浴びせられました。過激な人たちだな、とは思っていましたが、片づけの時にもいて。手に『R』のシールを持って、電柱などに次々と貼っているのを見ました」
尾島氏は、どこまで貼られているのか気になり、演説を行っていた東南口から東口までを歩いてみたという。「シールはいたるところにまばらに続いていました。まるでマーキングのようでしたね」
誰の仕業かはわからないが、尾島氏は蓮舫陣営に対応を求める。
「直接関係がなかったとしても、支援者がやっているのであれば、陣営を総動員するなりして撤去するなりする必要があると思います。それが“支援してもらう”ことに対しての責任です」
自民党杉並区議渡辺友貴氏も5日に、Xに同様の書き込みをしていた。
「子供の朝散歩ついでに少し見ただけでも10枚程度、『R』のシール。本当にいい加減にしてください。景観汚し。早急に剥がしてください」
Rは蓮舫氏のイニシャルであり、蓮舫氏の陣営は選挙期間中、ポスターやビラ、のぼりなど選挙活動を紹介する告知物に「R」のロゴを使用していた。蓮舫氏も「R」のロゴが描かれたTシャツを着ていた。