今季は本来の力を発揮できていない高橋光成

トップクラスの先発陣に誤算続き

 西武の強みは投手陣と目されていた。昨年のリーグ防御率2.93はリーグ2位。先発陣には高橋光成、今井達也、平良海馬、隅田知一郎、松本航とエース級の実力者が並び、オフには大学№1左腕・武内夏暉が加入して、投手力はリーグでトップクラスと思われていた。

 ところが今季が始まってみれば、高橋光成は10試合登板でいまだ勝ち星なしの0勝8敗、防御率4.42で6月下旬以降はファームで調整中。平良も右前腕部の張りで5月上旬に戦線離脱した。先発陣に誤算が相次いだが、チーム防御率3.13は昨年から著しく悪化したわけではない。問題は救援陣だ。救援防御率4.08はリーグワースト。勝利の方程式を担っていた平井克典、水上由伸、増田達至がそろってファームで調整中。先発要員の松本航を救援に回したが、層の薄さを解消できていない。

 苦しい戦いが続く中、さらにファンから落胆の声が上がったのが、4番で起用されている岸潤一郎の不倫報道だった。

不倫疑惑が報じられた岸

「これ以上がっかりさせないでくれ」

「文春オンライン」(7月3日配信)によると、SNS上で知り合った女性と関係を持ったという。既婚者の岸は3年前の21年にもSNS上で知り合った女性を口説いたことが報じられたことがある。

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コンプライアンスには力を入れてきたはずが…