この年は3月のG1ドバイシーマクラシックでウエストオーバーに3馬身半差をつけて快勝した日本馬イクイノックスの評価が世界的に高かったこともあり、エースインパクトはややその陰に隠れた感もあったが、6戦6勝で凱旋門賞を制した実力は紛れもなく本物だった。(文・杉山貴宏)

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