Instagramでひとり時間の過ごし方を提案するメディア「おひとりさま。」を運営する「おひとりプロデューサー」のまろさんは、1年365日のうち、実に250日をホテルに泊まるという、ひとりホテルステイの達人。6月に発売した初の著書『おひとりホテルガイド』では、ひとりホテルステイをめぐるフォロワーからの「あるある質問」に答えている。

「ひとりで何するの?」「夜ごはんどうするの?」「怖くない?」などなど、誰もが抱く疑問に対するまろさんの答えには、まろさん流の「ひとりホテルステイの楽しみ方」が詰まっていた。一部を引用して公開したい。

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結局ひとりで何するの?問題

夜中のホテル内散歩は、ちょっとしたアトラクション
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「1人で羽を伸ばしたかったはずなのに、急になにをしたらいいかわからなくなる」「ひとりだと結局スマホ見ちゃいます」――そう! よく聞かれるんですけど、何か特別なことをしよう!と構えなくていいと思っています。

「携帯いじっちゃう…」というお悩みもありましたが、私は普段やっていることも、ホテルでやるとなんだか贅沢に感じられて好きなんですよね。

 個人的に好きで、少し変わった?過ごし方でいうと、人けの少ない夜に館内を散歩したり、お部屋に合う優雅なBGMを選んで女優気分を味わったり(笑)、朝ごはん後に幸せな2度寝をしたり、ですかねえ。

ひとりで夜ごはんどうする? 問題

オープンキッチンがあれば、ひとりごはんだって平気

「ちょっといいレストランだと、カップルや家族ばかりで人目が気になる」とか、「ホテル内のちょっといいレストランで食事してみたいけど、緊張していけない」とか、“人目が気になる”お悩みがかなりありましたが、多分それは人目ではなく、自分が気にしているだけな気がします!

 そう言われても……という人もいると思うので、そんな方は、食事処に仕切りがある半個室・個室のお宿や、お部屋食のお宿を選ぶのがいいかもしれません。

 個人的には、オープンキッチンのカウンター席が好き。調理の様子を眺められて飽きないし、「この食材はなんですか?」など、スタッフさんと会話が弾むところも多くて楽しいです。あとは、食事の待ち時間に本を読むことも結構あります。そんな感じで、ひとりディナーをぜひ堪能してください。

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