プライベートではキレイ好きだという沢口靖子

部屋を片付け睡眠は9~10時間取る

 もうすぐ還暦となる沢口だが、プライベートでも丁寧な暮らしを実践しているようだ。女性週刊誌の芸能担当記者は言う。

「身の回りをスッキリさせておきたいので片付けは大好きと過去にインタビューで語っています。一つの仕事が終わったタイミングで入念に片付けをするそうです。健康法は歩くことと睡眠で、時間を見つけて40分くらいはウォーキングに出るとか。スーパーにも歩いて行き、休みのときは9~10時間ほど睡眠をとっているそうです。長年同じ役を演じることでイメージが固定されることを嫌う俳優もいますが、沢口さんの場合、科捜研の榊マリコという役をとても大切にしていることがうかがえます。25年も続けられるのは、沢口さんの丁寧な生活が土台になっているのでしょう」

 芸能評論家の三杉武氏は沢口についてこう述べる。

「沢口さんといえば、その美貌はデビュー前から地元・大阪ではウワサになっていたそうで、本人の知らないところで親衛隊やファンクラブまで設立されていたほど。ビジュアルの良さもあり正統派女優として多数のドラマや映画に出演する一方、キンチョーの『タンスにゴン』のCMでは関西弁のコミカルな演技も見せて話題となりました。近年は『鉄道捜査官』や『警視庁機動捜査隊216』『検事・霞夕子』などシリーズものドラマでの活躍が目立ちますが、NHK大河ドラマ『秀吉』でのおね役やドラマ『お花のセンセイ』での鳳丸子役も印象深いですね。『科捜研の女』は、1話完結で勧善懲悪のストーリー構成による見やすさも魅力のひとつです。年配の視聴者にとっても気負わずに見られる良質な作品として、今後も長く続きそうですね」

 お茶の間に安らぎをもたらす沢口の存在感がある限り、「科捜研の女」はまだまだ長寿シリーズとして続きそうだ。

(丸山ひろし)

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丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

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