7月3日からスタートするドラマ「科捜研の女 season24」(テレビ朝日系)。主演の沢口靖子(59)演じる、京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコを中心に、研究員たちが物理や化学などの専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描いた人気ミステリーシリーズだ。今シーズンは「原点回帰」をテーマに全レギュラーキャストが集結する。
「科捜研の女」といえば、1999年のスタート以来、現行連続ドラマ最多シリーズ記録を更新し続け、今年でシリーズ誕生から25周年という節目を迎えた。これに対してSNSでは、「私と同い年だね!」「25周年ってすごい」など、喜びや感嘆の声が上がっている。ここまで長寿シリーズとなった要因としては、やはり主演の沢口靖子が放つ存在感によるところが大きいだろう。
「『科捜研』はシーズンごとにテイストが微妙に違うのですが、沢口さんはその変化を楽しみながら続けてきたとインタビューで話していました。初期の頃は体調を崩すこともあったそうですが、ある時期から乗り切れるようになったそうで、その理由について『マリコからくじけない精神をもらったから』と話していました。役作りもしっかりとやっていて、別のインタビューでは使い慣れない専門用語が分からないときは必ず専門のスタッフに聞き、なじむまでセリフを口に出し、使い慣れた感じに見えるようにしてからカメラの前に立っていると語っていました。役作りはもちろんのこと、楽しんで演じているうえにマリコへの愛情も感じる。そんなところが、安心感を醸し出す要因になっているのではないでしょうか」(テレビ情報誌の編集者)