松下洸平さんと白洲迅さん(撮影/写真映像部・東川哲也)
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 松下洸平さんがホストを務めるAERAの対談連載「じゅうにんといろ」、24人目のゲストは俳優の白洲迅さん。同じ事務所に所属する2人は出会ってから12年。先輩としての松下さんの素顔が垣間見える対談の始まりです。AERA2024年7月1日号より。

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松下洸平(以下、松下):今日はよろしくお願いします! 迅は24人目のゲストです。

白洲迅(以下、白洲):それは本当に光栄です。ありがとうございます。ここに出るのが夢だったんだよ。AERAを手にすることもあったし、洸平兄が多ジャンルのすごい人と対談しているのを見てきて、すごいなといつも思ってました。

松下:ゲストは、共演した俳優さんや、いつかお会いしたいと思っていた東京03さんまで顔ぶれは様々。元格闘家の魔裟斗さんにも来ていただいたよ。

白洲:いい経験してて羨ましいなぁ。

松下:特にルールはなくて自由に話すだけなんだけど、迅のことは昔から知ってるし、つい1週間くらい前に現場で朝から昼過ぎまでずっと一緒にいたこともあり……、どうしよ、正直もう話すことがない(笑)。

白洲:あははは(笑)。

松下:でも今日は改めて、ここでしかできない話もしたいなと思ってます!

 僕は今の事務所に2010年に入って、迅が入ったのは、その2年後。事務所のHPのプロフィールに迅の写真が載ったのを見て、うわーっ、売れそー!って。ものすごい即戦力がきたな、と思ったことをよく覚えてる。

白洲:えへへへ(笑)。いつもそう言ってくれるね。僕は当時20歳でした。14年から洸平くんと一緒に「PRINCE LIVE」に出るようになって。

松下:そうだね。各事務所が所属している若手アーティストのイベントを続々と開催している中で、我々も何かやろうということで始まったライブだったけど、プリンスって自らで言うかね、と(笑)。当時のメンバーの中では僕が一番年上で、下は10代の子もいる中で、ひときわ輝いていたのが白洲迅。

白洲:いやいや。洸平くんはセンターに立って、みんなを引っ張ってくれてた。役者でありながら、歌も歌ってるし踊れるし、絵も描ける。俳優って、こんなにもいろんなことできなきゃいけないのかな、と最初に思わされたよ。他のメンバーもすごく多才でいろんなことができたし、「あれ? 入る事務所間違えたかな」と思うほどだった。

松下:僕は趣味が多かっただけだけどね。迅も結構ガツガツ踊ってたよね。高校ではダンス部だったんだよね?

白洲:そう。でも今は全くできないよ。

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古田真梨子

古田真梨子

AERA記者。朝日新聞社入社後、福島→横浜→東京社会部→週刊朝日編集部を経て現職。 途中、休職して南インド・ベンガル―ルに渡り、家族とともに3年半を過ごしました。 京都出身。中高保健体育教員免許。2児の子育て中。

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