21歳の誕生日に際しての愛子さま。愛子さまは小さな頃から馬に親しんできた=2022年、宮内庁提供
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 皇族方の話題には、犬やといったペットや、さまざまな「生き物」が登場することが少なくない。そんな皇室の日常を描いた記事を紹介する(この記事は「AERA dot.」に2023年9月30日に掲載した記事の再配信です。年齢や肩書などは当時のもの)。

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 一般に公開される映像などから垣間見える天皇ご一家の「日常」には、犬や馬などの姿がよく見られる。楽しいときも困難なときも寄り添う身近な生き物たちは、ご一家にとって大切な存在になっている。
 

 駅舎からトコトコと歩いてきた、7歳の愛子さま。その両腕からは、もこもこした子犬のお尻と尻尾がはみ出していた。
 

由莉は、生後2か月で保護犬としてご一家に引き取られた。大人しく愛子さまに抱っこされて初お披露目=2009年5月、栃木県のJR宇都宮駅、代表撮影

 愛子さまが抱きかかえていたフワフワの子犬は、途中で雅子さまが交代。愛子さまの目線までかがんで受け取った雅子さまは、歩きながら、赤ちゃんをあやすように腕の中におさまる子犬を何度ものぞき込んでいた。
 

御料牧場に向かう皇太子(当時)ご一家。愛子さまから子犬の由莉をやさしく受け取る雅子さま=2009年5月、栃木県のJR宇都宮駅、代表撮影

 愛子さまの愛犬「由莉」が、初めて一般の人の前に登場したのは2009年のゴールデンウィーク。栃木県の御料牧場での静養のため、ご一家はJR宇都宮駅に到着。その際に愛子さまが抱えていたのが、由莉だった。
 

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愛子さまたちに寄り添う「由莉」