「エッセイマンガの本を出したい!」
ただ、その後のエドはお笑い業界にしがみつくようなそぶりは見せず、新しい行動を次々と起こす。
16年には「世の中や人間について理解したい」との思いから、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科の修士課程に進み修了。在学中に開発・デザインしたカードゲーム「シンパサイズ」をリリースし、22年度の「グッドデザイン賞」まで受賞した。
さらに、彫刻家・田島享央己氏から絵画や彫刻を学び、19、21年にはエドが描いた絵画が二科展で入選。19年にはトライアスロンにも挑戦し、ハワイの「ホノルルトライアスロン」ハーフで完走を果たした。
また今年4月には、ブログに「エッセイマンガの本を出したい」とつづり、養成所の同期でプロのマンガ家でもある「夫婦のじかん」の大貫さんからデジタルでマンガを描くレッスンを受けていることを報告。
この日は7回目のレッスンだったようで、「私はいつかエッセイマンガの本を出したい! その日を目指して」と熱い思いをつづっていた。
「テレビに出なくなると『消えた芸人』などと言われがちですが、エドさんの行動はすさまじく、やりたいことが渋滞していて時間が足りないように見えます。彼女にとっては芸人としてブレークすることがすべてではなく、お笑いも数あるやりたいことの一つにすぎなかったのでしょう」(前出の記者)