木戸さんは佳子さまの様子を、こう振り返る。
「ご進講の際にお会いした佳子さまは、ご自分から多くはお話にはなりませんでした。しかし、現地では周りの人々と温かく交流をなさっていた」
そんな佳子さまはファネロメニ修道院を、姉の小室眞子さんから譲られた青い柄の装いに黒いジャケットというシックな姿で訪問された。
木戸さんによると、佳子さまの訪問後に修道院長は、
「プリンセスは、マニキュアもせず、足を隠した地味な色の服装でいらして素晴らしい」
と感銘を受け、佳子さまの訪問を喜んでいたという。
日本とギリシャ両国の親善の役目を担って、現地を訪れている佳子さま。二つの国の人々の心をつなぐ存在になることを期待したい。
（AERA dot.編集部・永井貴子）
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