ドラマ初主演の福田麻貴(写真:Pasya/アフロ)
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 15日放送「上田と女が吠える夜」(日本テレビ・毎週水曜午後9時)は、2大派閥で大討論2時間SP! 「せっかちな女とのんびりな女」と「ひとりが好きな女と寂しがりやな女」、それぞれのテーマどちらも大いに盛り上がる。ゲストのひとり3時のヒロイン福田麻貴は、ひとりが好きな女で番組では“一生の相棒”
を明かす。そんな福田麻貴のか過去の人気記事を振り返る。(「AERA dot.」2024年2月6日配信の記事を再編集したものです。本文中の年齢等は配信当時)

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 現在放送中のドラマ「婚活1000本ノック」(フジテレビ系)で主演を務めているのは、お笑いトリオ「3時のヒロイン」の福田麻貴(35)。婚活に奮闘する売れない小説家という役どころで、本作がドラマ初主演となるが、アラサー女子の婚活を現実味をもって好演している。SNSでも「思ったより演技が上手でビックリした」「女優より親しみやすい」など福田の演技を評価する声が集まっている。

 福田といえば、2019年に3時のヒロインのメンバーとして「女芸人No.1決定戦 THE W」(日本テレビ系)で優勝し、一気にブレーク。その後、さまざまなバラエティー番組に引っ張りだこの人気芸人となった。お笑い芸人はコントや漫才の中で演技をすることが多く、演者としてドラマや映画で活躍する芸人も目立っている。福田も本作での演技の好評ぶりを見ると、芸人と女優という二刀流を確立させるかもしれない。

「福田は、20年放送のドラマ『危険なビーナス』で連ドラレギュラー初出演を果たしました。30億円の遺産争いが勃発する一家の当主の専属看護師という役で、内情を良く知っていながら正体不明な一面もあるキャラクターを違和感なく演じました。さらに、昨年放送されたドラマ『ラストマン-全盲の捜査官-』では、第3話にドラマのプロデューサー役で出演し、実は真犯人という重要な役どころを好演。福田の場合、良い意味で一般人っぽい見た目だからこそ、真面目な役から犯人役、コミカルな役でもリアリティーが出るので、脇役としても需要はあるでしょう。また、今回の主演ドラマでは“心の声”のシーンも多いのですが、モノローグをしゃべりながら“オン”では切り替える演技は結構難しいはずですが、本人は『やってみたら意外とできた』とインタビューで話していました。セリフ量が多い役にも対応できる器用な女優さんだと思います」(テレビ情報誌の編集者)

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丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

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