芦田もそのイメージ通りと言えそうだが、そもそも、その秀才ぶりは子役のころからたびたび話題になってきた。19年、15歳で初の単行本『まなの本棚』(小学館)を刊行。発売記念会見では、これまでトータル1000冊以上は読んでいると明かし、読書は歯磨きや入浴と同じくらい当たり前な日常だと語っていた。子どものころから読書が習慣だった人は知識が豊富で地頭の良い人が多く、だからこそ芸能活動と学業が両立できたのかもしれない。
■マルモリ福くんが学友に!?
また、「バラいろダンディ」(TOKYO MX、3月10日放送)では、芦田が6歳ぐらいのころに一緒に営業に回っていたという古坂大魔王が当時の芦田について、「どの現場にも必ず宿題を持ってきていた」「本番で全員分の台本を覚えていた」と明かしていた。やはり、子どものころから地頭の良さは健在だったようだ。
「最近のコメントからも頭の良さがにじみ出ています。一昨年放送された『博士ちゃん』で、廃虚となった軍艦島が紹介された際、『人が造ったものがまだ残っているっていうのは、崩れないことの皮肉というか、循環していけないことのむなしさを感じる』と、とても10代とは思えない含蓄のあるコメントを残していました。その一方で、昨年6月に放送されたバラエティー番組の料理企画ではホイコーロー作りに悪戦苦闘し、『どんくさいんです』と漏らすなど、普通の高校生らしいところも残っていました」(前出の記者)
また、「マルモのおきて」(フジテレビ系)で、子役としてともにブレークした鈴木福も慶應大学に進学すると報じられた。“マルモリコンビ”は大学でも学友となることに。
「報道によると、鈴木の場合は書類と面接で評価される『AO入試』で合格したとのこと。学力だけでいえば芦田のほうが勝っている印象ですが、昨年7月に2人が『博士ちゃん』で共演した際は、鈴木が『愛菜ちゃんも頑張っているのを見ると刺激になる』と率直な思いを語っていました。さらに、『戦友だと勝手に感じている部分がある』と鈴木が言うと、芦田も『うん!』と応答。そんなやりとりを見て、今後もお互いに切磋琢磨(せっさたくま)しながら活躍してほしいと願っている視聴者は多いでしょう」(テレビ情報誌の編集者)