元「週刊SPA!」芸能デスクの田辺健二氏は芦田についてこう評する。

「兵庫県生まれで幼いころは関西弁を話していた愛菜ちゃんですが、仕事で新幹線が東京に近づくにつれ『どんどん標準語になっていった』といったエピソードなど、彼女には“天才子役伝説”がたくさんあり、神格化されてきた感もあります。しかし、そのプレッシャーに押しつぶされることなく、マイペースにここまで芸能界と学業を両立していることがまずすごい。子役出身で芸能界に残れる人はほんのひと握り。愛菜ちゃんは役に恵まれてきたという側面もありますが、その“当たり役”を引き寄せたのは彼女の実力です。学業を優先しつつ、昨年は映画『メタモルフォーゼの縁側』に主演。興行的に苦戦しましたが、BL好きの女子高生という役を好演し、新たな可能性を感じさせる作品になりました。今後は学業が忙しくなると思いますが、いつか女優としてフルスイングする愛菜ちゃんも見てみたいですね。元天才子役のポテンシャルはまだまだこんなものではないと思います」

 大学生活も注目を集めそうな芦田。身につけた教養を生かしてどんな活躍を見せるのか楽しみだ。

(丸山ひろし)

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