「人生最高レストラン」(TBS系、4月17日放送)では、若い頃にプロデューサーとケンカした話を披露。撮影現場でエキストラを激しく叱責したプロデューサーに対し、向井が「あの言い方はないんじゃないですか。せっかく来て頂いているのに気分を害して帰ってもらうのは僕としても不本意なので、謝ってください」と主張すると、プロデューサーからは「若造のくせに何言ってんだ、この野郎!」と激怒された。だが撮影終了後、向井はエキストラに「本当にすいませんでした。また機会があったら参加して頂いてもいいですか」と謝罪。そのプロデューサーからは、後日、会食の誘いがあり、そこで互いに謝罪して和解したという。
そんな向井のエピソードにネット上では、「信用できる」「思いやりがある」と、好感の声が集まっていた。
「2月に俳優の佐藤二朗が自身のツイッターで向井に助けてもらったことを告白していました。佐藤の知人が亡くなったことと、その時出演していた作品の役が底無しに暗く、地方のビジネスホテルで、どんどんダウナーになってしまったそうで、『これはいかんと友人(向井)にメール』したそうです。そして最後に、『友人は返信ではなく、電話をしてきた。向井理という友人に感謝を』とつづり、友人が向井であることを明かしていました」(前出の記者)
■実はインテリ理系男子だった
イケメン俳優なのに家族愛にあふれ、正義感が強く、先輩思い……完璧すぎるエピソードばかりだが、過去には“弱い部分”もさらけ出している。「舞台に出る時はものすごく緊張するそうです」と語るのは、テレビ情報誌の編集者だ。
「時々、舞台にも出演していますが、初日が近づくとせりふが飛んで立ち尽くすなど、胃が痛くなるような夢を見て、汗だくで起きることもあるとインタビューで話していました。そんな繊細な一面に加え、頭が良さそうなところがさらにプラスに働いている。明治大学で遺伝子工学を専攻していた向井ですが、先日放送されたバラエティー番組では、学生の頃に課題でPCR検査を1万件ほどやっていたことも明らかになりました。ルックスだけでなく、そうした地に足がついている感じが視聴者に伝わってくるところもファンが増えている要因だと思います」