高齢者の貧困が問題になっている。
内閣府調査の「世帯の高齢期への経済的な備えの程度」で、60~64歳で経済的な備えが「十分だと思う」と答えた人は3.6%。
「かなり足りないと思 う」と答えた人はその10倍、35.5%だった。
これからは、高齢者の貧困も問題になるらしい。
わたしも、あと数年で 60歳。他人事じゃない。
しかも、ぜったい、貯蓄が十分だとも思えない。
じゃあ、どう すればいいのか。
結論は、「死ぬまで働きたい!!」。
そんなにプライドはない。どんな仕事でも与えてもらったら楽しくやる自信はある。
ただし、そんなに運動神経はよくないし、力もない。
でも、深夜勤務は大丈夫。夜には強い。
こんなことを考えていると、いろいろ妄想モードになる。
「熟女バーなんてどうだろうか?」
そういえば、わたしの知人で70歳でもスナックで働いている女性がいる。
彼女は、雇われママ。こんな話をしてくれたことがある。
「単身赴任のサラリーマンの話を聴いてあげて、一緒に歌ってあげたら喜ぶの。何よりも、わたしは、乾きものを出さないの。ひじきとか、いろいろ煮物を作って出してあげるの。それは、わたしの持ちだしよ。でも、みんな、『ママの店に来ると落ち着くの』と、言ってくれるわ」
この仕事ならできるかも。
ちなみに、わたしは、煮物も得意だし、ぬか漬けも自分で作っている。もちろん、カラオケは好き。
また、わたしの仲間のおばあちゃん。
80歳になってもショットバーを経営していた。
彼女は、こう言っていた。
「うちは、カクテルなんて洒落たものはないわ。焼酎とかウィスキーの水割りだけ。つまみも乾きもの。でも、一人で2軒目、3軒目にちょこっと飲んで帰る場所でいいの」
こんな店もいいかもしれない。