AERA dot.編集部
SDカードをはじめとする記憶媒体を製造・販売するサンディスクは、世界初となる200GBの容量を持つmicroSDカードを12月に国内で販売開始する。商品名は「サンディスク ウルトラ プレミアムエディション microSDXC UHS-Iカード」。価格は4万円前後になる見通しだ。
200GBという大容量を実現したことで、フルハイビジョン画質の動画に換算すると、約20時間分保存可能になる。また、大容量化だけでなく、毎秒90MBという転送速度も両立しているのが特徴だ。これは1分間に最大1200枚の写真を移せる速さになるという。
この製品は海外では既に販売が開始されていたが、国内向けの正規品はまだ売られていなかった。専門店やネットショップでは、海外向け製品の並行輸入品を購入できるが、故障してもメーカーの保証が受けられないデメリットがあった。これに対して、今回発売される国内向け正規品は、10年間の製品保証を受けることができる。
サンディスク広報は「スマートフォンなどでは、microSDを主なデータの保存先として使われている人も多い。大容量と高速性を両立させたことで、よりスマートフォンやタブレットを活用できる可能性が広がるのでは」としている。
（ライター・河嶌太郎）
ラリー遠田
沖昌之
小島よしお
