あの頃はなんとなくそういうものかな……と思ってたのですが、大人になって色んな知識と情報をもってこのCMの動画を観るととても心がざわつきます。
子供の頃の刷り込みは恐ろしいもので、いまだに材木置き場のような場所(CM中の行進のロケーション)に通りかかると、あの歌が頭に流れます。
「戸締り用心、火の用心」をチンパンジーにタバコ吸わせてまで伝えたかったのかと思うと、昭和という時代の狂気に震えますね。
……してみると、今流行ってる「猫ミーム」ってカタチとしては「なめ猫(なめんなよ)」と同じですね。「猫ミーム」を観た時、「なめ猫って剥製でみんな身体のなかに針金が入ってるんだよ」と友達にデマを吹き込まれ、怖くて猫を凝視出来なくなったことを思い出しました。
「なめ猫」も「猫ミーム」も「タバコを吸うチンパンジー」も、あんなの全然可愛くないよ。なんか凄く怖い。人間が動物に手を加えて表現するモノってなんか怖くないですか?
野良犬が電信柱の脇で自由にノグソしてるほうが、よっぽど心安らかに見てられる気がします。そんな時の犬も、また安らかな顔をしてるんだよな。
締めようとして、また「不適切」な方向に舵を切ってしまいました。
というわけで「いちにーち、いちぜーん!!」