6日放送の「上田と女が吠える夜」(日本テレビ・毎週水曜午後9時)は「ポンコツすぎて生きづらい女」が大集合SPだ。ゲストの蛙亭・イワクラ、木嶋真優、島崎遥香、寺川綾、長井短、平井理央、紅しょうが(稲田美紀・熊元プロレス)たちがポンコツすぎるエピソードをぶっちゃける。ゲストのひとり、平井理央はフジテレビ時代の失態を告白する。女優の経験もある平井理央だが、そんな転身した女子アナの明暗を分けたものとは?(「AERA dot.」2020年10月10日配信の記事を再編集したものです。本文中の年齢等は配信当時)
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フリーアナウンサーというよりも“女優・タレント”と呼んだ方が自然になってきた田中みな実(33)が、12月に放送されるNHK土曜ドラマ「ノースライト」に出演する。田中はすでに昨年3月に放送された「絶対正義」(フジテレビ系)で女優デビューしているが、その後も「ルパンの娘」(2019年8月放送 フジテレビ系)や「モトカレマニア」(2019年10月放送 フジテレビ系)などに出演。今年4月期のドラマ「M 愛すべき人がいて」(テレビ朝日系)では眼帯姿の謎めいた秘書役が話題となっていた。
「女優デビューの一作目からキス&ラブシーンに体当たりで挑み、話題となりました。『ルパンの娘』ではお色気女泥棒役でのゲスト出演でしたが、強烈な存在感を放っていました。AbemaTVで放送された『奪い愛、夏』や『M』では狂気をはらんだ演技をみせるなど、本人も女優業に体当たりで挑んでいます。もともとフリーになった一つの理由も芝居に挑戦したいという希望があったからと言いますから、本人にとってはやっと女優として開花し始めたという時期なのでは」(スポーツ紙記者)
8月には広末涼子、戸田恵梨香、有村架純、吉瀬美智子らが所属する芸能事務所「フラーム」に移籍。「ノースフライト」は移籍後初のドラマ出演となる。
「現事務所へ移籍したのも本格的に女優業に取り組むためです。一部では2022年放送予定のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に出演することが内定したとも報じられていますが、今回のNHKドラマへの出演はその布石といえるかもしれません」(女性誌記者)
アナウンサーから女優に転身して成功した筆頭といえば2017年にこの世を去った大女優・野際陽子さんだろう。その後も、元フジテレビアナウンサーの山村美智(※当時は山村美智子)や八木亜希子らが女優デビューしている。八木は三谷幸喜監督の映画『みんなのいえ』(2001年)で日本アカデミー賞新人賞を受賞し、その後も数多くの作品に出演している。同じく元フジテレビアナウンサーだった平井理央は「ルーズヴェルト・ゲーム」(2014年TBS系)で、加藤綾子も医療ドラマ「ブラックペアン」(2018年 TBS系)でそれぞれ本格的な女優デビューを果たした。