2023年12月23日、半蔵門から上皇陛下の住む仙洞御所に向かう愛子さま(白滝さん提供)

 神奈川県在住の白滝富美子さん(83)は、皇后雅子さまの動向を追いかけて31年になる。1993年1月の天皇陛下と雅子さまの婚約発表の時から始まり、雨の日も風の日も、雅子さまの姿を無我夢中で追いかけ続けた。それゆえ、常に雅子さまの側にいらっしゃった愛子さまの姿も生まれて間もないころから写真におさめている。そんな白滝さんが語る、雅子さまと愛子さまの母娘愛とは――。

【写真多数】「あわや転倒!」の雅子さまを両手で支える愛子さまなどの秘蔵写真

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「愛子さまは生まれて間もないころに、雅子さまが抱きかかえている時からずっと撮り続けています。本当にかわいらしくて、ウチの孫みたいに思っています。小さいころはあまりお話をされなかったこともあり、いろいろと騒がれたこともありましたが、20歳の時に1人で臨まれた記者会見で、自分の長所や短所について、穏やかな声でお話されているのを見て、世間の印象もガラっと変わったと思います。すごく礼儀正しく、外に人がいれば、窓を開けてちゃんとお手振りしてくれる。成人されてからは公務にお出になるようになりましたが、今では、愛子さまだけでも、夢中になって追いかけています」

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上田耕司

上田耕司

福井県出身。大学を卒業後、ファッション業界で記者デビュー。20代後半から大手出版社の雑誌に転身。学年誌から週刊誌、飲食・旅行に至るまで幅広い分野の編集部を経験。その後、いくつかの出版社勤務を経て、現職。

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愛子さまは「本当に絵になる」