尾崎:僕が遊びに行った時からも変えた?(田島が「うん」と言って頷く)聞けて良かったです。近いうちに遊びに行きます。
――西はNHKの語学番組「英会話フィーリングリッシュ~データで選んだ推しフレーズ~」にレギュラー出演中。今回歌詞に英語を多用しているのも、番組が一役買っているようだ。他のメンバーたちも、仕事が次の仕事に繋がる経験をしている。
許:昨年から映画にすごくハマっていて、時間ができると映画館に行くようにしているんです。その中で、今泉力哉監督のファンになったという話をある番組でしたところ、ウェブメディアの方が番組を観てくださっていて、今泉さんと対談する機会をくださいました。
高塚:僕は冠ラジオの「ラジオドラマ」コーナーを頑張ってやっていたら、アニメ映画の声優のオファーが来ました。
田島:すごいですよね。そんなこと起きるんだって驚きました。
高塚:一生懸命やっていると、誰かが見ていてくれて、他の仕事に繋がるんだと思ったら嬉しくて、ますます仕事への意欲が増しました。
田島:一生懸命やっても上手くなければオファーも来ないから、(高塚)大夢が本当に上手にやっていたんだと思うよ。
西:(尾崎)匠海もラジオをきっかけにドラマが決まったよね。
尾崎:ラジオがドラマに繋がって、演技経験がMVの撮影に生きて。仕事って、一つも無駄なものはないんだなと改めて思いました。
夢なのか現実なのか
佐野:僕もラジオをもっと頑張ったら声優のお仕事くるかな。アニメが好きなので、アニメの声優に挑戦したいんです。「これ雄大がやっているの?」と驚いてもらえるような、“ぽくない”役がやりたいです。
尾崎:小学生役とか?
佐野:……はい?(笑)。けど、そういうことよ。意外性のある役。
松田:僕は、SASUKEに出てみたいです。自分で言うのはアレですけど、身体能力が高いんです。それに、毎回感動して泣いているくらいSASUKEの大ファンだし。目標は、ファーストステージ突破です。
田島:オファー来ちゃうね。
西:言うだけじゃなくて、どうやって説得力を持たせるかが重要なんじゃない?
松田:確かに。これからはYouTubeの公式チャンネルで、スポーツ万能な面を積極的にアピールしていこうと思います。
(構成/ライター・酒井美絵子)
※池崎理人さんの「崎」正式表記は立つ崎(たつさき)、高塚大夢さんの「高」正式表記ははしご高
※AERA 2024年2月26日号より抜粋