
受験が本格的なシーズンに突入している。過去に話題となった記事を再配信する。(この記事は、2023年11月13日に配信した内容の再配信です。肩書、情報等は当時)
【写真】息子の中学受験を直前で「断念」した人気タレントはこの人
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「詰め込み」「偏差値」というイメージが強い中学受験。「受験のための勉強は子どもの将来に役に立つの?」「難易度より、子どもを伸ばしてくれる学校を選びたい」といった悩みを抱えている親御さんも増えています。思い切って「偏差値」というものさしから一度離れて、中学受験を考えてみては――。こう提案するのは、探究学習の第一人者である矢萩邦彦さんと、「きょうこ先生」としておなじみのプロ家庭教師・安浪京子さんです。今回は家庭教師ついてのお悩みです。
安浪:お嬢さん、夏期講習まで頑張ったんですね。偉いなぁ。自分で家庭教師を選んだっていうことは、算数に対してもシャッターを下ろしてはいないんだと思います。やっぱりできるようになりたいと思っているから先生を受け入れた。もしその学生の先生と相性が良さそうなら、何もプロの家庭教師に変更する必要はないと思います。
矢萩:僕もそう思います。プロにしろ、学生にしろ、実力はまちまちですし、大事なのは相性です。学生でも、コミュニケーションだけでなく教えるスキルに長けた人も結構います。