取材後は笑顔も見せてくれた(撮影/上田耕司)

延長になったら相手の勝ちでいい

 もし1分で決着がつかない場合はドローとなり、延長もある。だが、これについては消極的だ。

「もし延長になったら『金田一の勝ちでいい』と言うかもしれない。オレは1分仕様だから、2ラウンドは無理。がんがん攻めてドローになったら、ゴメン、ガス欠ですって言うよ(笑)」

 そして、最後にこう締めくくった。

「勝たないとダメだとか思っているからダメなんだよ。そのまま、素の状態の自分をいかに保てるかが重要。つまり、今まで通りの生活してりゃいいんだよ。この試合で勝っても負けても、これで終わり。今回はダチ(友達)のために出るだけ。これ一回きりですよ」

 注目の一戦は、2月18日、東京ドームシティ内のプリズムホールで行われる。

(AERA dot.編集部・上田耕司)

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上田耕司

上田耕司

福井県出身。大学を卒業後、ファッション業界で記者デビュー。20代後半から大手出版社の雑誌に転身。学年誌から週刊誌、飲食・旅行に至るまで幅広い分野の編集部を経験。その後、いくつかの出版社勤務を経て、現職。

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