大容量のデータをやりとりしたいとき、役に立つのがファイル送信サービスだ。そんなサービスのひとつ、ギガファイル便に先日、大きな変化があった。いったい何が起こったのか。
【写真で振り返る】春の門出にお正月、お月見も…ギガヒコのあゆみ
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「あれ? ギガファイル、キャラクターが変わったみたいなんだけど……」
都内勤務の女性はPC上に現れた画面に目を止め、そう同僚に声をかけた。
見慣れたころころっとした男の子のキャラクターの代わりに、画面に佇むパーカー姿の青年はフル等身。大きな猫と見つめ合う表情はなんだかエモく、甘酸っぱい気持ちになってしまう。
「しかもこれ、マヌルネコじゃないですかね…?」
2月、ギガファイル便のトップ画像が差し替わっていることがSNS上で話題になった。
今風のイケメン男子が、夕日の差す室内でマヌルネコのような大型ネコと向き合っているイラストだ。手前に机の上にはバレンタインチョコがあり、季節感も感じさせる。
ギガファイル便は2010年から展開する、国内最大規模のファイル送信サービスだ。現在は1ファイル300ギガバイトまでのファイル転送を無料で提供し、2023年度は約4億ものアクセスを見込む。
実は、ギガファイル便にはイメージキャラクターが存在する。2018年のサイトリニューアルを機に、宇宙服を着た男の子がアイコンのように登場するようになった。
そして、23年からはこの男の子を使ったVチューバー展開も始まっている。23年1月11日に投稿された自己紹介動画では、この男の子が3Dイケメンとして登場した。
動画内では自己紹介する形で、自分の名前が「転送寺ギガヒコ」であるということ、そしてギガファイル便入社2年目の24歳で、好きなものは「いちご」であることが明かされた。
そして、今回のイラストだ。