「仲の良い俳優の吉沢亮が山田について、『本当に裏表がないし、めちゃくちゃ熱い男』とバラエティー番組でほめていました。一方、プライベートで山田は吉沢をなかなか誘わないそうで、会うたびに『亮の時間を俺のためだけに使っちゃうのは申し訳なくって、誘えない』と言うそうです。そんなやりとりからも人柄の良さが垣間見えます」(同)
また、熱いハートの持ち主であることもうかがえる。「タウンワークマガジン」のインタビューでは、仕事をする上で大事にしていることについて、「ソウルです」と答えていた山田。「魂が動く現場で魂が動くような芝居がしたい。心が動いている人としゃべりたい」と語っていた。また、「情熱大陸」(TBS系)では、名古屋から上京した当時は不安があったなかで、俳優になる以外は考えられないと心に決め、「それ以外は“死”だ」と思っていたと明かしている。その意志の強さが、今日の活躍につながっているのだろう。
父は広島カープのプロ野球選手
こうした山田の意思の強さは、高校時代の経験から来ているのかもしれない。女性週刊誌の芸能担当記者はこう語る。
「プロ野球選手だった父を持ち、自身も小学校3~4年から野球を始めたそうです。しかし、強豪チームに所属するもレギュラーにはなれず、中3で野球を断念したとトーク番組で語っていました。プロ野球選手の息子という看板を重く感じ、自分の人生を生きているのか、父親を追いかけているのか分からなくなったとも。野球を辞めた時、父からは『なんで自分でやると決めたことを最後までやらないんだ』とだけ言われたそうです。そうした中、自身の高校が甲子園に出場し、チームメートが輝いている姿を観客席で見て涙が止まらず、さらに野球を辞めた時の父からの言葉がよぎり、『次にやるって決めたことは死ぬまでやろう』と思ったのが、俳優の仕事だったといいます」
ドラマウオッチャーの中村裕一氏は、山田の魅力についてこう語る。