高い服を安っぽく着ている人は儲け下手

 ちなみに、「贅沢はしないけど、ゴージャスにしたい」というのは、料理だけでなく、身に着けるものもそうです。

 洋服や装飾品などをどう身に着けるかも、儲けにつながります。

 例えば、そんなに高いものを着ていないのに着こなしが上手で、高級品を身に着けているように見える人は、儲け上手な人。千円のものを着て1万円に見えたら、9千円も得をしたということになるでしょ。

 逆に、ブランド物の高い服を着ているのに、魅力的に着こなすことができない人は、儲け下手。かけたお金に対して、損をしてしまっているということです。

 高いお金をかけても、安っぽくしか見えない着方をしてしまうということは、お金を捨てているのと同じこと。

 もったいないことをしているなあと、つくづく残念な気持ちになります。

 着るもの、かぶるものは好き好きですから、何を身に着けようと、もちろん自由です。

 でも、身に着けるものは人様の目に触れて、見た目から自ずと自分の価値を上下させることにもつながるんですから、気をつけるに越したことはありません。

 自分自身の価値を高めていくと、自分に自信がつきます。

 自信がつけば、心が華やいで、見た目も心も豊かになっていきます。

 これって、何よりの儲けと言えるんじゃないかしら。