▽「すべて解散するべきだ」
 回答の7割以上がそう思っているだけに、いろいろな声があった。「国民のための政治ができないのであれば、派閥は解散してほしい」「群れなくても、真の政治家であればまっとうな政治を行える」「有力者の顔色をうかがって何も言えないようになる派閥は悪である」「人事と金を握る派閥はなくてもいい。政策ごとにグループをつくればいい」「単なる親分子分の関係になっているのではないか」「岸田政権も独自色を出せないのは他の派閥に配慮しなくてはいけないからではないか。10年後生きているかもわからない老人が派閥を牛耳り権力を持ち続けることに嫌悪する」などと厳しい声が並んでおり、自民党の派閥に対する嫌悪や不信が強くうかがえる回答が目立った。

 国民の意識は、派閥解散の先にある“本質的な問題”にあると言えそうだ。裏金問題を受けて立ち上がった自民党の政治刷新本部では、対応策を議論しているところだ。果たしてどこまで国民と向き合うことができるのか。

 アンケートの他の回答についても第2弾で紹介します。

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