1997年、22歳のころの本上まなみ

落ち着いて品のあるたたずまい

 エンターテイメントジャーナリストの中村裕一氏は、彼女の魅力についてこう分析する。

「『ブギウギ』第40話での登場は確かにかなりの唐突感がありましたが、それ以上に、落ち着いて気品のある彼女のたたずまいに見入ってしまいました。私も含め、多くの人にとっては90年代半ばに彼女が起用されていた『爽健美茶』のCMの印象が強いかもしれませんが、その頃から変わらず透明感あふれる雰囲気をキープしているのは素晴らしいです。清潔感に加え、知的なイメージもあるので、ニーズは大いにあると思います。今回の『ブギウギ』もそうですが、子育てが一段落したタイミングで、これから少しずつ露出が増えていくのではないでしょうか。現在は京都在住ということもあり、着物を着ている姿がとても映えるので、たとえば時代劇でもっとその姿を見てみたいですね」

 ブギウギ出演をきっかけに“アラフィフの癒やし系”として再ブレークする日も近いかもしれない。

(高梨歩)

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