長男「とりあえず、あると思って考えてみたらいいんじゃないの? 何か道がひらけてくるかもしれないよ」

私「そうか……。NASAとNISSAN……。あ、空飛ぶクルマ……。なんか大阪・関西万博でやろうとして微妙な感じになってるヤツか!?」

長男「へぇー、それがNISAだと? 空飛ぶクルマがNISAだと? 思うんですか、あなた?」

私「違うのか?」

長男「夢があっていいよね。空飛ぶクルマなんてサイコーだよね。乗ってみたいな。でも難しいよね、実現するのは。開発にお金もかかるだろうし。いくらかかるかわからないよね」

私「だから違うのか?」

長男「違うとか違わないとか、さておいてさ」

私「さておくなよ。教えてくれよ」

長男「教えちゃっていいの?  新NISAを?」

私「いや、それは教えないでくれ。空飛ぶクルマなのか否かを教えてくれ」

長男「違うよ、違うけど……。そういうことさ」

私「???」

長男「空飛ぶクルマみたいなものが出来たら、とても便利で皆が喜ぶよね?」

私「そうかな。事故が怖いな。空中でぶつかって落下なんかしたら大事故だよ。自動車は今まで通り地上を走るほうがいいだろ?」

長男「じゃ、あなたはもし空飛ぶクルマが出来ても……」

私「乗らない!」

長男「どんなに安全だと言われても?」

私「何があるかわからないからな。危険な橋は渡らない。世の中に『絶対』はないだろ。何かしらリスクはあるもんだ!」

長男「仮にNISSANが空飛ぶクルマを開発しようとしているとして、それに投資したりはしない?」

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