まもなく50歳を迎える俳優の反町隆史だが、来年1月スタートのドラマ「グレイトギフト」(テレビ朝日系)で、“うだつの上がらない病理医”という役で主演を務めることが決まっている。来春はさらにカンテレ・フジテレビ開局65周年特別ドラマ「GTOリバイバル」で、26年ぶりに鬼塚英吉を演じることも決まっており、反町にとって飛躍の年となりそうだ。
「『ビーチボーイズ』や『GTO』など、数々のヒット作で主演を務めてきた反町さんですが、近年は人気ドラマ『相棒』シリーズでの、杉下右京の相棒役が幅広い年齢層から支持されて当たり役となりました。年を重ねるにつれ、渋みや貫禄が増しており、昨年の綾野剛さん主演『オールドルーキー』では、スポーツマネジメント会社の社長役を演じ、落ち着いたトーンと時折見せるちゃめっ気ぶりでファンを増やしました。来春主演の『グレイトギフト』では、いつもシュッとしているイメージの反町さんが、ぱっとしない医師役に挑戦するので、新境地といえるでしょう。しかし本人は、冷蔵庫にスマホを入れていたことがあったり、ラーメン屋さんで隣の人のギョーザをうっかり食べてしまったことがあると明かしているので、こうした役も意外とハマるのではと思います」(テレビ情報誌の編集者)
反町といえば、最近は妻である松嶋菜々子との夫婦共演CMでも話題だ。反町が資生堂のメンズスキンケア商品のアンバサダーに就任したことを受け、11月22日の「いい夫婦の日」から20年ぶりの共演となるCMの放映がスタート。同製品発表会では反町は、「CMに妻と出られてうれしい」としつつ、撮影時に監督から「素のままで」とのリクエストがあったそうで、「今までは役者として常に役を背負うのが当たり前だったので、逆に自然体に素になることがすごく難しかった」と本音も明かしていた。