「真面目な科学者たちの奇態な実験」という副題が素晴らしい。本書では1600年以降の科学者たちの100の実験を取り上げているのだが、驚くほど怪しい実験ばかりなのである。 処刑された囚人の首を生きた犬の循環系につなごうとしたり、死産児の遺体を放置して屍肉食の昆虫がたかる順序を調べたり、黄熱病の感染経路の研究のために患者の尿を塗り、嘔吐物を摂取したり。常軌を逸した行動ばかりだが、見え隠れするのは研…
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胡蝶は夢なのか 知っておきたい中国故事
「真面目な科学者たちの奇態な実験」という副題が素晴らしい。本書では1600年以降の科学者たちの100の実験を取り上げているのだが、驚くほど怪しい実験ばかりなのである。 処刑された囚人の首を生きた犬の循環系につなごうとしたり、死産児の遺体を放置して屍肉食の昆虫がたかる順序を調べたり、黄熱病の感染経路の研究のために患者の尿を塗り、嘔吐物を摂取したり。常軌を逸した行動ばかりだが、見え隠れするのは研…
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