マネージャーが付き添って生活
「今はマネージャーの男性がずっと付き添っているようです。身の回りの世話のほかに、自殺衝動が起きないようにという意味もあるようです。自宅近くで張り込んだマスコミもいたのですが、自転車に乗って出入りするマネージャーの姿しか確認できず、どの社も本人の姿は確認できなかったようです。しかし、『女性セブン』(8月31日発売号)は、夜に猿之助が帽子をかぶり、サングラス、マスク姿で自転車に乗って外出する写真を撮ることに成功しています」(週刊誌の芸能担当記者)
猿之助被告の初公判が行われたのは、10月20日。初公判では、検察側の冒頭陳述で、猿之助被告の「許されるのであれば歌舞伎界に戻り、舞台に立ちたい」という供述が読み上げられた。猿之助被告自身も証言台に立ち、「この反省を一生背負っていく思いです。僕にしかできないことがあるならさせていただき、生きる希望としたい」と語った。
猿之助被告は歌舞伎役者だった父・市川段四郎さん(享年76)と母・延子さん(享年75)と3人家族。今年5月17日、向精神薬入りの水を父親と母親に飲ませ、自殺を手助けした罪に問われている。猿之助被告は母親の足が冷たくなったのを確認してから、顔にビニール袋をかけたとされる。
一家心中のきっかけは、猿之助被告のセクハラ、パワハラを報じた週刊誌の前刷り記事を見たこと。猿之助被告は初公判で「地獄の釜のふたが開いたという表現がしっくりくる」と答えた。