東山氏が出演した舞台「チョコレートドーナツ」の看板(撮影/上田耕司)

上半身裸で下も網タイツ

 この女性は、実は3日前(10月28日)にも「チョコレートドーナツ」の舞台を一度見ていて、この日は2度目。東山扮するゲイのカップルが、親に捨てられたダウン症の少年と暮らすというストーリーも完全に頭に入っているというが、なぜ二度も見に来たのか。

「何度でも見たくなる舞台なんです。ステージで、ヒガシ(東山)が脱ぐシーンがあって、上半身裸になって、下も網タイツ。役になりきっていて、もう心から感動しました。舞台は今月8日から始まっていたので、28日よりももっと前から来ていればと後悔したくらいです」(同)

 東山の芸能界引退についてはこう嘆く。

「本当にもったいないし、残念です。ヒガシのファンではない方も、私の周りの若い人たちもみんな同じように残念がっています。これからは補償問題で忙しくなると思うけど、落ち着いたら(芸能界に)戻って来てほしいですね」(同)

 隣にいた5番目に並んでいた千葉県の20代の女性は、舞台を見に来た動機をこう話す。

「私はもともとSMAPが好きで、今はSexy Zoneのファン。ジャニーズのエンタメが好きなんです。東山くんは生涯現役と言っていたのに、年内引退だなんて。まだ『チョコレートドーナツ』を一度も見てなかったし、今日は、最後だから見られたらいいなと思って来ました」

暮らしとモノ班 for promotion
「更年期退職」が社会問題に。快適に過ごすためのフェムテックグッズ
次のページ
「これで東山くんを見ることもない」