春風亭一之輔・落語家
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 今回は「ハロウィン」というお題。なんか既視感がある。「一之輔 ハロウィン」で検索してみると、去年の同時期に書いた私の駄文をこのAERA dot.で発見。つい最近書いてるじゃん。そんなに「ハロウィン」について書かせたいか、AERA dot.。「10月末ならハロウィン」という思考回路になってしまっているのか、AERA dot。昨日今日現れたポッと出が、我が物顔でのさばってこの時期、街をゆけば、やれカボチャだ、やれ仮装だ、やれトリックオアトリートだ。そんな風潮に無意識に流されて悔しくないのか、AERA dot.。

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 別にいいですけどね。出されたら書きますよ、「ハロウィン」について。そもそもハロウィンってケルト人の10月31日が一年の終わりの日で、その日にやってくる悪魔や死霊から身を守るために「私はあなた方の仲間ですよ、害を与えないでくださいねー」という意味を込めて、魔女やお化けの仮装をするらしい。へえ、知らなかった。今まで何回も「ハロウィン」ってお題を出されているのに、私は一度も調べてなかったようです。ごめんなさい、AERAdot.さん。

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「神様、助けて!」