クロちゃん
改めて、その時の収録を振り返ると、ナダルは、相当力が入っていたように思う（笑）。体はガチガチで、目はバッキバッキだったし。ナダルがそんな状態だったから、「なんとかボクは、冷静にいなきゃ」と必死に努めた。でも、それ以上に、ボクもフワフワしちゃっていた気がする（笑）。そんな、まとまりのない無い2人が面白かったって言われたから不思議だよね。
スタートしたばかりで、まだまだ不安はあるけど、ボクは、この「クロナダル」を、いつかゴールデンに昇格させてやるくらいのつもりで頑張りたいと思っている。冠番組って、やっぱりそのぐらいの気持ちで臨まなきゃダメだと思う。そういう高い志をもっていないと、ドミノ倒しのように、あっという間に、終わっちゃうような気がするからね。それは、なんとしてでも避けたい。
そして、ゴールデンという時間帯に出演しているのが、当たり前になるような、そんな芸人にも、いつかはなりたいんだよね。「バカな目標だな」って思われるかもしれないけど、冠番組を持てたってことは、そういうチャンスもあるってこと。ボクとナダルが世間に持たれている「嫌われもの」というイメージも、この番組で絶対ひっくり返してやる。
ナダルとのコンビ感も、もっともっと深めていかないといけないね。正直、ナダルとは、仕事でもプライベートでも、そこまで深く絡んだことはないんだ。お互いのYouTubeでコラボしたことはあるけど、そこにはナダルの相方の西野（創人）くんもいたし、今回のように完全に2人だけでってなると、ほんと初めてだからね。
ナダルのことは、まだ全然つかめてなくて、ナダルのいい部分を引き出せてないかな。というか、ナダルがいつも早く収録を終わらそうとするんだよね。早く帰りたいのかな。ボクのスタイルは、「収録長回しのハプニング待ち」だから、困るんだよね（笑）。
あとさ、ボクとナダルが着ている番組特製のTシャツがあるんだけど、ナダルのTシャツのほうがボクのより500円高いっていうのを聞いて、すんごい腹が立っている。ボクのは、普通のTシャツなんだけど、ナダルのはタートルネックなんだよね。
クロちゃん
沖昌之
ラリー遠田
小島よしお
